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PTA monthly meeting

クラスの学級委員代表なので、定期的にPTA代表委員会、学年委員会というのに出席しているんだけど、議題のやりとり、進行など見ていて、いつも思うのは、内容の大半は、父兄の心配事の愚痴やら、先生への不満やら、で時間が過ぎていく。

ん?

先生たちにとっては、毎年毎学年、大体起きてくる不祥事などは共通概念として持ってるし、多感な7-9年生の時期の子供たちのメンタル的な変化も経験値として保護者より近くで見てきている経験者。

だけど、父兄にとっては、それを、「こういうことはこの年齢にはよくあることです」と一言で片づけられちゃうのが、納得いかない!って言う内容だけで、30分とか1時間、井戸端会議みたいな状態になっている。

私立だからこそ、学校の先生や校風や方針に家族で納得して入学しただろうに、もっと子供や先生たちを信頼すれば、そんなにヤイノヤイノ、と毎回のPTAで愚痴大放出大会みたいなことにならないんじゃないの、と心の中でいつも思いながら、瞑想中というフリで目を閉じて、粛々と井戸端会議が終わるのをジッと耐える時間。これは、それなりに拷問的な試練。。苦笑。

結局、色んな事を大きな問題に仕立てあげてるのは、親御さんたちなんじゃないの?と思うことも多々。

教育すべきは、子供たちではなく、というか、子供と共に、親たちも、もっとグランディング(地に足ついた)概念で子供と関わることを認識してもいいんじゃないのかな、なんてことを想いつつ、粛々と、目を閉じて、会議が終わるのを耐えるのです。今日は、10時半~13時40分まで耐えました。笑。

もちろん我が家だって、担任から直々に問題行動について電話はかかってくるし、メールも来るけど、たいてい、事後報告で、すでに解決済、という内容だし、幸い、それ以上、親として何か行動を起こさねばならぬような大きな問題を起こしているわけではないので、とりたてて、私自身も、子供に根掘り葉掘り聞いたり確認したりはしない。子供的には、「もうその件は、学校で済んでること」だろうしね。蒸し返されたりするのって、結構、ムカッとくるじゃん。

さらっ、と、「担任から●●の件についてメール来てたけど、大丈夫?」って聞くと、当然のように、「うん、問題ないよ」と返事が返ってくるので、それで終わり。追及しない。

つまり、どの子にも、大なり小なり問題行動はある。そういう年齢だし、ティーンエージャーの登竜門だよ。

自分の中学時代なんて、本当に、未だに私が親に頭が上がらない原因のひとつでもあるけど、本当にひどかった、自由奔放で迷惑かけっぱなしだったから、子供たちの気持ちはとてもよくわかる。親に言われたくないこと、詮索されたくないこと、聞いてほしいこと、その尺度は、この年齢の子供たちと親では結構、違う。そこを、理解しないで接すると、大体口論になる。

何の問題もなく、勉強の成績もよくって、いつでもとても良い子供で、、、、なんてこと、有り得ないよ。そんな子がいたら、その子が成人して大人になったときに、何かの拍子にバランスが崩れた時、しっかりと地に足付けて生きていけるのか、むしろ、そっちが心配。。

でも親は、そういう子に我が子が育ってくれることを願う。成績が悪いと、もっと勉強しろ、という。宿題をちゃんとやれ、と毎日、せっつく。。本当に、それってそんなに大事なことなんでしょうか?

親の役目は、子供の人生のレールを敷くことではないはず。

布石を築くことは大事かもしれないけど、

むしろ、子供が自ら、自分の人生のレールを建築していく様子を見守って、共感して、必要な時には手を差し伸べてあくまでも「サポート」するだけでいいんなじゃいの?なにがあっても、何をやりたい、と言っても、親として、常に子供の味方で、可能性を後押しできる存在でいてあげらることが、親の役目の大きな部分を占めている、と私は思う。

10か月間、自分のお腹の中にいた子供のことを、もっともっと信頼してあげてもいいんじゃないかな、と思ったりする。PTA会議の親御さんたちの発言を聞いていると、切実にそんなことを感じてしまう。

もちろん、全ての親御さんが、不安と文句の中で生活しているわけではないので、

PTA役員を担当している今年の親御さんたちに限って、、なのかもしれないし、

その辺りは分からないけど、

同じようなことを、小学校のPTA役員会でも感じた記憶はあるね。。。笑。

そして、たいてい、共感できる話題があまりないので、話しも続かないし、つまらないし、くだらない、と思ってしまう自分がいるので、

親御さんたちと仲良くなれない。爆。

個性を尊重する私学だから、今度は気の合う親御さんと友達いっぱいできるかな、とか思ったけど、

1年半経過した現在、仲の良い親御さんは0人です。嗚呼。。。泣。

まぁ仕方ない。

多分、気が合いそうな親御さんたちは、鼻っからPTA役員になろう、なんて概念、持ってないだろうから、顔を合わせたりすることもないのかもしれないのも原因かも。

 

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