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モラルって?

 私もかつて、犬にとってあんまりいいだろう、とは言いがたい環境に1年くらい生活していたときには、同じようなことをしていた時期もあります。
 でもパッタリと止めました。やっぱりどこか気持ちの中で「自分勝手」っていう気持ちを拭えなかったから。
 
 だから、気持ちはわかります。わが子のように可愛いペットを思う気持ちもわかります。
 それでも、やっぱり集団意識の怖さ、、というか。
 どうなんかねぇ???と疑問をなげかけたくなる。

 井の頭公園西園のグラウンド内にある芝生、中央には、大きな大きな字で、「犬の放し飼い禁止」の看板。
 その看板の目の前で、夕方の時間帯になると、多くの犬と飼い主がなにやら終結(?)。
  リーシュを離して自由に芝生を走らせている犬も多数。

 かといって、その時間帯そのエリアがドッグランのように貸切になっているわけでもなく、同じエリアで、子供が走り回って遊んでいたりします。

 自分が犬が好き、だから、周りの人もきっと好き。
 ・・・なわけなくって。当然のことだけど。
 
 私は基本的にルールは嫌いです。ルールを作るのも嫌いです。
 もちろん、最低限の約束ゴトは必要だろうし、ルールを作らないと、人間の最低限の秩序が守られない世の中であることも事実。

 ルールを作っても守れない。守りたいけど、どうしても・・・・。
 「みんながやっているからいいんじゃん?」
 「これだけ犬を飼っている人が多いんだから、ちょっとくらい、どうってことないじゃん?」
 「いやぁ、うちの犬は、呼べばちゃんとすぐに戻ってくるし、人に危害を与えないし、しつけができているから、大丈夫なんだよ。」

 それでいいんでしょうか?
 
 もちろん、我が犬も、その光景を見りゃ、もう鼻でクンクン泣いて、自由に走り回っている犬たちに合流したい気分が高まっちゃってタイヘンすよ(笑)。
 でも、やっぱり、みんなの公園。
 大人も子供も、犬が好きな人も、苦手な人も、みんなが自由に、だけど、お互いに譲り合って気持ちよく過ごせる場所であるべき。
 それを考えたら、たとえ、仮に、そこに居合わせた人全員がいいよー、と言ったとしても、どうかな?と思うけど。

 みんなでやれば怖くない、、ではなくって、一人ひとりが、もう少し自覚を持って飼い主としての責任を持ってもらいたいなぁ、、と、思いながら、リーシュで犬を散歩させている飼い主さんも多いと思います。 

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