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  3. マルチ言語化。体験談~その1

マルチ言語化。体験談~その1

2008 4/21
6.一緒に考えよう
2025年12月18日

昨日、担当したパーティーでは、主役2人もバイリンガルならば、列席した小学校時代からの友人たちも、ほとんどがインターナショナルスクールの卒業生だったりして、とにかく、ゲストのほとんどがバイリンガル。
日本語しか話さない人は、数人で、残りは、英語しか話さない人 OR  バイリンガル。という感じ。 
これからの日本の状況が、こんな風な感じが当たり前になるといいねぇ~としみじみ。思いました。言語的な観点から。

このインターナショナルスクールも、都内に3箇所ほど校舎があるみたいですが、今度新しくまた、より広い場所で4箇所目を計画中だ、、と学長がお話していました。
聞くと、年間の授業料は、小学生でおよそ200万円!(月々およそ16万くらいってこと?=1ヶ月通学日が20日間として、1日8000円?って考えれば高くはないのかな~。。。)
中学校になると、その額はさらにUPします。
公立の学校で、月々5000円くらいの給食費滞納未納、、とか問題視されている一方で、、、という感じですね。。

国際的、、、と私も、本当に口をすっぱくして、日本の単一言語文化から、マルチ言語文化への発展を本当に切望、期待している一人ではありますが、
そうなるためには、お金を払って、、という環境がないと、まだまだ実現するのが難しい日本なのですかね??ということを、ちょっと実感しました。。。

うーん??。
でも、私は、独学です。
インターナショナルスクールには行っていません。
中学時代の英語の成績は2。(5段階中)。
高校で初めてロスアンジェルスにホームステイして、ハマったのがきっかけで、行ったり来たりの中で習得しただけです。
米国とかの学校を卒業した帰国子女でもありません。輝かしい英語習得の背景は何もないのです。だけど、一応、バイリンガルなしごとをしています。

もちろん、Fully Bilingualな今回のような人たちに比べたら、語彙なんかは恐ろしく少ないとは思うし、はっきり言って、文法とかかなりメチャクチャで、よく分かっていませんけれど。
それでも、司会者としての能力、通訳者としての能力で、語彙力をなんとかカバーしつつ(笑)、発音のよさと機転のよさで、Nativeと仕事をしてきていますし、
アメリカで働いて。と言われれば、何の言葉の壁による躊躇なく、ハイハイ~って行ける自分がいるわけですが。

私は、バイリンガルだけど。
私の息子は。今のところ。日本語しか話しません。

教育の方針、というのは、その家庭ごとにいろいろあるので、どうのこうの、、という意見は述べるつもりはないのですが、
我が家においては、
私は、英語と日本語、、という2カ国を考えたときに、
やはり、「日本語の難しさ」を最初に考えました。
そして、「日本語の奥深さ」も。

だから、息子には、そんな部分を、日常生活の中できちんと理解、体験して欲しいと思ったので、第1言語として、「日本語」をまずはがっつりと脳内にインプットして欲しいと思い、敢えて英語に関しては、現在は何も教えてもいません。本人が知りたい、教えて、と言えば、英語で会話をする、、という程度です。

何より、日本語については、話言葉以外に必要な、書くこと。漢字。ひらがな。カタカタ。
本当に膨大な量ですよね。。。

それに対して、英語は、「26文字」。この26個のアルファベットの組み合わせです。話し言葉も書き言葉も。。。

そして、英語は?

英語を話すようになりたいけれど、、、と質問されるたびに、私が言うのは。

「耳を訓練してください」。
コレに尽きます。

私が、高校生のときに初めてホームステイという形で、1ヶ月間、夏休みを利用してLAに渡米したとき、1ヶ月のうちの3週間は、ホストファミリーがなにを言っているのか分かりませんでした。ホストファミリーだけではなく、そのとき一緒に遊んでいた同じ年齢の高校生たちとも、なにを言っているのか全然分かりません。

実は、このホームステイに行く前、3ヶ月間ほど、ECCという英会話教室の短気集中コースに通って、英会話の勉強もしていました。。。でも、驚くほど何の役にも立たなかったことを、記憶しています。
唯一、役立ったのは、ECC英会話教室で、日本語英語の簡易辞書をいつも持っておくといいよ、というアドバイスでした。

相手がなにを言っているのか全く分からなかった私は、
辞書を片手に、
「Write! Write、、、」と言って、
言っていることを、紙に書いてもらいました。
そうすると、大体、持参した辞書で単語などを見れば、おおまかな意味が分かったからです。

そう。最初は、まさに「筆談」から始まったわけです。

そのうち、家には小さな幼稚園とか小学校1-2年の子供たちも来るようになりました。
ホストファミリーのお母さんが、学校の先生だったのです。

その子たちの英語は、大人よりもゆっくりで、使う単語も多くなく、
少しだけ、言っていることが分かるかも??と思いました。

そこで、私は、子供たちにくっついて歩き、彼らの話す言葉を、後ろからくっついて歩いている中で、反復して真似するようにしました。
「OH! Thankyou!」
「You are Welcome!」
とかって、会話が子供たちの中で登場したら、意味はあんまりわからないけれど、
とにかく、

「Oh, Thank you, you are welcome!」
・・・・・といった風に。。。

なにかを落としたときには、「Oops!」といっていました。
「ウップス?」とかって思いつつも、「Ooops!」とかって・・・・小さい声で。。そして、その言葉を使うときの状況も一緒にインプットしたのです。「モノを落としたときには、Oopsか・・・・」という風に・・

すると、子供たちがその姿を見て、
「ねぇねぇ、このおねえちゃん、 ”ありがとう!どういたしまして!”って一人で全部言っちゃってるよ~~!おかしいねぇ、、、」
というようなことを言ってからかわれたりもしました。。。そういうときの英語は何となく理解できちゃったりするんですよね、、

そして、なるほどー。Thank you! ってお礼を言われたら、 You are welcome って言えばいいんだ。。。「どういたしまして」っていう意味なんだな。。。
ということを、実地で理解しました。

高校生のときの1ヶ月間の滞在の、最後の1週間は、こんな感じで、
やっと、ちょっとだけ言っていることが分かるようになってきた、、というレベルでした。

ホームステイプログラムで同じグループにいいた仲間たち、すべてが同じだったわけではありません。
日本で同じ高校に通っていた同級生も一緒に参加したのですが、彼女は、
1ヶ月間、やはり私と同じく、全く相手がなにを言っているのか分からない状態で、
で、結局、最後の1週間は、私に、 
「ねぇねぇーなんていっているの??」とかって。
聞いてくるので、
私が、「筆談」攻撃と。
少しの理解力で、
彼女のホストファミリーに言いたいことを言ったり・・・
という感じで、
結局、同級生の友人は、ホームステイ後も、英語をたいして喋れることなく、、、、という結果に終わりました。

私は、そのとき、
最後の1週間で、ようやく、「どうやったら英語を聞き取れるようになるのか?」ということをやっと少し解明できてきた時期だったので、本当に名残惜しく、1ヶ月間のホームステイを終えたことを記憶しています。

そして、そのときのホストファミリーが、「養女にならないか?」と真剣に私に説明をしてくれたんです。

さすがに幼い高校生の私も、その言葉に一瞬、気持ちが揺らぎましたが、

(何しろ、豪邸でプールがついている典型的なLA郊外の高台にあるホストファミリーの家。お父さんは弁護士。お母さんは学校の先生。。)、

でも、16年間育ててくれた自分の親と縁を切る、っていうことがどのくらい寂しいことになるかもしれない、、という判断も、そのときの私は一応できたようで、
結局、「I am so happy、 But No thank you」 みたいなメチャクチャ英語で、断ったことを鮮明に覚えています。

それが24年前。私が16歳のときのことです。今の私のバイリンガル能力の原点。スタート地点です。

・・・・To be Continued つづく。

マルチ言語化~体験談 その2

マルチ言語化~体験談 その3

マルチ言語化~体験談 その4

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