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ワイキキビーチでサメが人を襲わない理由

2009 8/15
雑学ALOHA
2025年12月18日

ワイキキビーチでサメが人を襲わない理由を知っていますか?

今回は、ハワイとサメの深い関わりについて。




その昔、ワイキキは美しいタロ芋畑と素晴らしい砂浜が海まで続く場所でした。現在では内陸からビーチに向かって、ワイキキは人が溢れかえり、多くのビルや道で混雑しています。その場所は、かつては全て新鮮な水とその流れによって育まれた壮大なタロ芋畑だったのです。

多くの漁師たちがワイキキビーチ界隈でネットを張り、漁をしていました。この場所は、かつては美しく純粋な海の流れが多くの生物の生息地になっており、結果、大量の魚も生息していたからです。

その昔、Pau’oleという、「終わりのない」という意味を持つ名前の男がいました。彼は優れたファーマーであり漁師でした。何らかの理由で、その当時、この地で魚が全く取れなくなった時期がありました。Pau’oleは海の中にもぐり、家族のためにも魚を探しました。

しかし、海の中には魚は全くいませんでした。それでも我慢強く、Pau’oleは海の中、魚を探し続けていると先のほうに魚のような大きな影を見つけました。このチャンスを逃すまいと彼は自分自身にこう言いました。

「E kiloe i ka makau ma ke kai」(海に仕掛けを投げろ)

そして、槍をその魚めがけて投げ、見事命中しました。彼は喜び、魚をしとめるためにしばらく格闘した結果、カヌーへその魚を引き揚げることができました。ところが、カヌーに引き上げられたそれは、魚ではなく、MANO(サメ)でした。

サメが発見されることはとても珍しく、また、MANO(サメ)は彼のAUMAKUA(守護神)でもあったので、彼は天に許しを乞いました。しかし、このサメの収穫は彼の家族を養っていくためにはどうしても必要でした。

彼はしばらく考え、たぶんこのサメを細かく切り刻んで塩漬けにしてしまえば、誰も自分の守護神のサメを食べているとは思わないだろう、、という結論に達しました。そこで、捕まえたサメを家族の食料として持ち帰ることにしました。

そのとき、サメが彼の顔を見て言葉を発しました。

「お願いです。私を海に返してください」

Pau’oleは驚きとともにサメを抱き上げ、言いました。

「なんだって?海に帰りたいのかい?そんなことはできないんだよ。私の家族は飢えていて食料がないと死んでしまうんだ。そのうえ、海には全然魚がいないんだよ。もしかして、君が魚を全部食べてしまったからではないのかい?だとしたら、ボクは君を家に持ち帰ってお腹を開けて、君が食べてしまった魚たちを君の胃袋から取り出すんだ。 そして、その後君をIMU(土の中のオーブン)に埋めるよ、そうすれば、私の家族は君の胃の中にある新鮮な魚をたらふく食べることができるからね。そして君の体も、この日照りの中、すぐに乾燥してしまうだろうから、そのときには君を食べることになるのだよ。」

MANO(サメ)はPau’oleの顔をじっと見ました。そして、彼に「愛」を、彼の人生そのものに「愛」を感じました。

そこで、サメはPau’oleにある計画を提案しました。

「E KALAWAI(漁師さん)よ、私を海に返してください。もしそれが許されるのであれば、この海はこれから先、いつまでも新鮮な魚たちが豊富にあふれ帰り、我々MANO(サメ)は、この海で人間を襲うことは断じてしないことを約束します」

「なるほど・・・」Pau’oleは考えました。

そして、「それはなかなか良いアイデアだ」と、提案を受け入れ、MANO(サメ)を海に戻したのです。

結果、この日からワイキキビーチでは人間はサメに襲われることがなく、そこには常に豊富な魚たちが存在しているのです。

———–原文、2009/08/13号モロカイ島ローカル新聞Dispatchより—–

ワイキキで実際に人がサメに襲われたことがないのかどうか、、は定かではありませんが、なかなか興味深い記事だったので訳してみました。

アロハ~。

モロカイ島ローカル新聞ではこのような神話のようなお話しや地元ロコたちに語り継がれてきたお話しなども定期的に掲載されています。
MIXIモロカイ島大好きコミュニティでは、毎週発刊のモロカイ島ローカル新聞DISPATCHの概要を掲載しております。興味のある方はぜひどうぞ♪

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